結婚式を挙げる会場が決まってから結婚式を挙げるまで、会場側と何度か打ち合わせをする必要があります。詳しくみていきましょう。
先輩カップルが実際に打ち合わせをした平均回数は、だいたい3回から7回程度。意外と少なく感じる人もいるかもしれませんが、打ち合わせを開始する時期は式から大体3か月ほど前であることが多いです。
そのため、月に複数回会場に足を運ぶ必要があるので、想像以上にハードなスケジュールになることもあります。
まずは、早くて式から半年前くらいに、初回の打ち合わせをおこないます。
その際に、今後の打ち合わせ回数のスケジュールや、具体的にいつごろ何をしていくのかを決めていきます。
基本的には式場側、プランナーさんのリードで話を進めていくことになりますので、安心しておまかせできる方についてもらえるといいですね。
今後のざっくりとしたスケジュールはこれからの行動指針にもなるので、自分なりにスケジュール表を作っておくと便利です。
式場によっては、式までの予定を記載したスケジュール表を用意しておいてくれているところもあります。
初回の打ち合わせの際には、衣装合わせをするカップルが多いです。
人気の衣装は早い段階でレンタルが抑えられてしまうため、できるだけ早めに衣装の目星をつけておくことがベター。
ちなみに、衣装合わせをしてから実際に衣装を決め、グローブや靴などの小物やヘアメイクを決める打ち合わせなどは、式の打ち合わせの回数に含まれません。
新婦のみで衣装の細かい打ち合わせをするために、何度も足を運ぶ人も多くいます。
2回目の打ち合わせでは、招待状に関する内容を話し合うことが多いです。このころまでに、実際に招待したい人を決定しておくようにプランナーさんから言われているカップルも多いでしょう。
招待状を送る人をリストアップしておき、プランナーさんとは招待状のデザインや文面などを打ち合わせしましょう。
3回目以降の打ち合わせ回数は、カップルによって異なります。演出や人数などによって、打ち合わせ回数が増えることもあるでしょう。
実際に結婚式に着てくれる人数が確定してから、打ち合わせで決める内容がぐっと多くなってきます。
席次や進行、料理のグレードや装飾のおもてなしの面など、実際に式から披露宴にいたるまでの内容をしっかりと詰めて話し合っていきます。
提携している二次会会場で二次会をおこなう場合などは、打ち合わせの回数がさらに増えることもあるかもしれません。
挙式の1か月前にもなると、披露宴などの進行をお任せする司会者との打ち合わせや、メイクリハーサル・前撮りなどのスケジュールも入ってきます。
その他、BGMを決めたり、カメラマンとの顔合わせをしたりなど、決めることがかなり細かくなってくるでしょう。前日に最終確認や持ち込みアイテムなどの搬入があり、いよいよ本番を迎えます。
打ち合わせが細かくなってくると、すべてを頭の中に入れておくのはなかなか大変です。その都度しっかりとメモを取っておいたり、打ち合わせ内容を記載した書面などをもらったりと、あとからきちんと確認できるようにしておくと安心ですね。
海外挙式などのリゾート婚の場合、国内や近場で式を挙げる場合よりも打ち合わせの回数が少ない傾向にあります。
国内挙式の場合、多くて5回以上の打ち合わせをするカップルもいますが、海外挙式のカップルの平均打ち合わせ回数は2~3回です。
打ち合わせを開始する時期や、実際の人数やだいたいの進行が決まってから詳細な打ち合わせを開始する、という流れは国内挙式と同じ。
ですが、海外挙式の場合国内挙式よりも人数が少なかったり、演出がシンプルだったりすることが多いため、自然と打ち合わせの回数が少なめになります。
流れとしては、1~2回国内で打ち合わせを重ねて詳細の内容を決めたあと、現地についてから最終打ち合わせをすることが多いようです。
実際に式場に足を運ぶのは本番のときのみ、ということが多いため、少ない回数でもできるだけしっかりと打ち合わせしておきたいですね。
海外挙式やリゾート婚でなくても、挙式をする会場が普段暮らしている土地から離れていることもあります。
新郎や新婦どちらかの地元で挙げたり、すでに新居を別の土地に構えてしまっていたりするときなど、なかなか頻繁に会場まで足を運べないこともありますよね。
そういった場合も打ち合わせの回数は少なめになりがちですが、話し合いが曖昧になってしまったり、式の内容を妥協してしまったりするのは勿体ないです。
式場が遠方の場合は、打ち合わせを電話でおこなったり、メールでおこなったりすることも検討しておきましょう。
様々なカップルの式を担当してきている会場なら、そのあたりの事情を察してくれることも多いはず。とくにメールは文面として残るため、「言った言わない」のトラブルを防ぐためにも便利なツールです。本来なら書類や資料でもらう打ち合わせ内容も、しっかりとメールやFAXなどで書面に残すようにしておきましょう。
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