結婚式で持つブーケを作る際に考えたいのが、ブーケと会場装花のバランスが取れているかどうか。そして取り入れたい花がいつもあるものなのか、それとも季節が限定されてしまうのかも確認しておきましょう。このことにより予算感も変わってきますので、まずは季節ごとの花をチェックしましょう。
はじめに、どんな季節でも使うことができる花をご紹介します。
ブーケの定番として人気のあるバラ。花言葉は、赤のバラなら「あなたを愛しています」「情熱」、白なら「純潔」や「私はあなたにふさわしい」、ピンクなら「上品」「感銘」、オレンジなら「信頼」「絆」など色によって異なります。
さまざまな形や色があるので、選び方によって可愛いイメージにも、クールなイメージにも。
ユリの一種で、真っ白な大輪の花が印象的。「雄大な愛」「威厳」「高貴」「無垢」といった花言葉を持っています。カサブランカを用いると、華やかで上品なブーケを作れるので、荘厳な教会などで行われる正統派の結婚式にも。バラと並んで人気の花です。
細長い形のカラー。直線的な茎と花のラインを持っているので、カラーを使ったブーケはスタイリッシュな雰囲気。スレンダーラインのドレスにも合います。花言葉は「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」。洗練された美しさや、清らかな印象も感じられます。
フリルのような花びらを持つ、優しい雰囲気のトルコキキョウは「清々しい美しさ」「優美」「深い思いやり」といった花言葉を持っています。カラーのバリエーションが豊富で、白やグリーン、ピンクなどがよくブーケに用いられます。メインとしても映えますし、ほかの花との相性もいいので、サブにも使えます。
カラーバリエーションが豊富なガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」ですが、色によって花言葉が変わります。例えば白いガーベラは「律儀」、ピンクのガーベラは「崇高な愛」「思いやり」。黄色は「究極の愛」や「優しさ」。どの色も良い意味を持っています。明るい印象のブーケに。
ピンポンマムは菊の一種でボールのような形が可愛らしい花です。花言葉は「高貴」「真実」「思慮深い」など。色も非常に豊富で、白やグリーン、ピンク、赤などがありますので、和装の華やかさにも負けない色鮮やかなブーケに。髪飾りにもおすすめです。
小さな白い花が非常に可愛らしいカスミソウは、サブとして定番ですが、最近ではカスミソウだけのブーケも人気。花言葉は、その見た目通り「清らかな心」「親切」「幸福」「夢心地」など。ピュアで女性らしい印象のブーケにしたい人はカスミソウを多く用いると良いでしょう。
その季節の花をブーケに取り入れると、結婚式や披露宴に季節感を取り入れることができます。
春の結婚式にぴったりな花を見ていきましょう。春に結婚式を挙げる人は必見です。
春の定番の花・チューリップもさまざまな色がありますよね。一色だけのブーケはスタイリッシュで洗練された印象ですし、何色か混ぜたブーケは元気な印象になります。ほかの花を組み合わせて、ボリュームたっぷりのブーケにするのも良いですね。花言葉は「思いやり」「愛の告白」。
日本人が大好きな桜をブーケに取り入れる人もいます。花言葉は「優美な女性」。薄いピンクの小さな花がたくさんのブーケになりますので、とても女性らしい、優しいイメージを与えられます。和柄によく使われる花でもありますので、洋装はもちろん、和装にもよく合います。
大ぶりな花が特徴的なシャクヤクは、豪華な印象のブーケに。「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」などの花言葉があります。牡丹よりも小ぶりで葉が少なめなので、すっきりとした華やかさを持つ花です。ウェディングドレスにも合いますが、和装に合わせるのもおすすめ。
スノーボールとも呼ばれるビバーナムは、その名のとおりボールのような白い花を咲かせます。花自体も可愛らしいですが、ライムグリーン色をしたつぼみもブーケに取り入れるとみずみずしいイメージに。グリーンがメインのブーケもナチュラルな雰囲気です。花言葉は結婚式にぴったりな「誓い」。
1つ1つの小さな花びらが集まって、まるで穂のように咲くライラック。そのボリューム感や長さを生かしたブーケに用いられます。紫のライラックは「初恋」や「恋の芽生え」、白いライラックには「青春の喜び」や「無邪気」などの花言葉があります。
花びらがふんわりとしたフリルのようなスイートピーは、とても柔らかくて優しい印象を持つ花です。赤・白・ピンク・紫・黄色などさまざまな色があるので、どの色を使うか選ぶのも楽しいものです。ほかの花がメインのブーケに混ぜると、可愛らしい雰囲気にまとめてくれます。「門出」という結婚式にぴったりの花言葉を持ちます。
花びらに見える部分は、実は萼片(がくへん)と呼ばれる部分が大きくなったもの。花びらがなくても、とても美しいさまざまな色があるアネモネ。赤なら「君を愛する」、白なら「希望」や「期待」といった、二人の新しい出発を後押ししてくれそうな花言葉を持っています。
夏の結婚式には、明るい印象を与えてくれる花がおすすめ。南国で咲く花もいいですね。
夏にぴったりの、明るく元気な印象を与えてくれるひまわり。「私はあなただけを見つめる」という花言葉を持ちます。ひまわりだけを束ねたブーケは、とても夏らしいブーケに。また、白い花との相性もよく、真っ白なウェディングドレスにもぴったりのブーケになります。
アンスリウムは南国の花なので、こちらも夏の結婚式のブーケにおすすめ。花はハート形をしており、その見た目にもぴったりな「情熱」「恋に悶える心」といった花言葉があります。また、ピンクのアンスリウムもあり、こちらは「飾らない美しさ」という花言葉。真っ赤なものよりも優しいイメージ。
「お似合いの二人」という花言葉を持つデンファレも、結婚式にふさわしい花と言えます。ランの一種なので、上品で大人っぽい印象になりますよ。特に白のデンファレは、非常に上品なブーケを作れますし、オレンジや紫を組み合わせると、南国ムードが漂うブーケに。
ジューンブライドの花としても人気の高い花。小さな花がたくさん集まって咲くその姿から、「家族だんらん」との花言葉があります。温かい家庭を作りたい二人にはぴったりのブーケになりそうですね。また、青の紫陽花を使ったブーケは、とても涼やかな印象です。
秋といえば「実りの秋」とも言いますよね。秋の花はもちろんですが、ペッパーベリーやリンゴなどの木の実も秋ならでは。工夫次第で素敵なブーケが作れます。
秋の花として代表的なコスモスは、「乙女の真心」「謙虚」「調和」などの花言葉があります。中でも定番とされているピンクのコスモスには「純潔」という花言葉があり、可憐なイメージに。そして白のコスモスには「優美」などの花言葉があります。カスミソウと合わせると、ナチュラルな雰囲気。
たくさんの花びらを持つ、大輪の花を咲かせるダリアは、大人の気品が漂います。「華麗」「優美」「気品」、また「豊かな愛情」という花言葉もあり、結婚式にもおすすめ。ゴージャスなので和装と洋装どちらにも合うブーケを作れます。
「純潔」や「あどけなさ」といったような花言葉からもわかるように、可憐な少女のような印象のあるフリージア。白いフリージアを白い小花と合わせると、より可愛らしい印象。明るい印象のブーケが希望なら、黄色のフリージアを使うのがおすすめ。
カトレアはふわふわと揺れる花びらを持ち、「ランの女王」とも呼ばれています。豪華で上品な見た目から、フォーマルな場でも見劣りしませんので、結婚式にもふさわしい花です。花言葉は「優美な貴婦人」や「魅惑的」。さまざまな色がありますが、ブライダルブーケに使うなら白いカトレアを。
冬にも意外と花は多いもの。花と組み合わせて松ぼっくりやコットンなど、冬らしい雰囲気のアイテムをブーケに取り入れるのもおすすめですよ。
クリスマスが近くなると、見かけることが多くなるポインセチアもブーケに使います。花に見える部分は実は葉っぱなのですが、真っ赤な色がウェディングドレスにも合います。花言葉は「祝福」「私の心は燃えている」など。白いポインセチアもあります。
華やかな印象を演出できるアマリリスは、「輝くばかりの美しさ」や「誇り」といった花言葉を持ち、気品溢れる花嫁にぴったり。赤や白、緑、ピンクなど多彩な色がありますので、冬でも華やかなブーケを作れます。特に赤のアマリリスは、バラと組み合わせると大人っぽいブーケになります。
クリスマスローズは、薬効のある花というところから「慰め」や「いたわり」、「不安を和らげて」といった花言葉があります。こちらもたくさんの種類があるので、どの色を選ぶかによってブーケの雰囲気が変わります。大人っぽいブーケが好みなら、紫のクリスマスローズを。
ブーケを作る上で忘れてはいけないのが、会場の雰囲気や式のテーマと統一させるということ。ここをきちんと考えないと、ちぐはぐな印象になってしまいます。当然、ドレスとの相性も大事ですが、まず自分が持ちたいと感じるデザインを選びましょう。ドレスとの相性については、プランナーをはじめとするスタッフに相談してみてくださいね。
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