ブライダルインナーでは美しいボディラインに近づけてくれる、ブラジャーやビスチェ、ウエストニッパーやガードルなどがありますが、体型補正効果があるとは思えないフレアパンツは果たして必要なのか、と考える方もいるでしょう。今回は、ブライダルインナーのフレアパンツの必要性やガードルとの違い・使い分け、挙式や披露宴後のフレアパンツの活用などについて紹介します。
体型補正効果もなく、一見何のために着用するのかわかりづらいフレアパンツですが、フレアパンツは必ず着用したほうがいいブライダルインナーです。フレアパンツには同じ下半身に着用するガードルとは異なった重要な役割があり、着用しないとトラブルのもとにもなります。
フレアパンツが必須アイテムな理由は「太ももの汗対策のため」「ドレスとの摩擦防止」「着替えるときのマナー」の3つです。ショーツの上に着用するインナーで、吸湿性に優れ、静電気を防止してくれる機能があります。次項で詳しく紹介します。
フレアパンツは太ももの汗対策のために必須のアイテムです。太ももは体の中でも汗をかきやすいので、フレアパンツを履いていれば汗を吸収してくれます。また、ドレスと足の間に空間ができて、ドレスが太ももに貼りついたり、汗染みをつくってしまったりするのを防ぎます。
ウエディングドレスは一般的に吸湿性があまりよくありません。通気性も悪いため汗をかきやすいのです。また、会場内の温度調整がしっかりしていたとしても、緊張やスポットライトなどで花嫁は汗をかきやすい環境にあります。
このため、フレアパンツを着用していないと、立ち上がろうとしたときに太ももにドレスが貼りついてしまい、ドレスのシルエットや足さばきにも影響が。また、ウエディングドレスを脱いでみたら汗染みができていた、ということにもなりかねません。
フレアパンツはドレスとの摩擦や摩擦で起こる静電気を防止してくれます。よって、ドレスが足にまとわりつくのを防ぎ、足さばきや滑りをよくして所作やドレスのシルエットもきれいに見せてくれます。
また、ドレスが足にまとわりついたり、ひっかかったりしないのでスムーズに着替えられます。お色直しで急いで着替えなければならない花嫁にはありがたいアイテムです。厚みのあるドレス生地やスカートを美しく広げるパニエなどを着用していても、もたつかず下半身をすっきり見せてくれます。
ウエディングドレスの着脱は、1人では難しいので必ず介添えのスタッフが着脱を手伝います。この時、フレアパンツを着用していなければ、下半身はショーツ1枚になってしまいます。
花嫁本人も恥ずかしく感じると思いますが、着脱を手伝うスタッフもまた、目のやり場に困ってしまいます。互いに気まずい思いをしないためも、目隠しとしてフレアパンツを着用するのがマナーです。
下半身に着用するブライダルインナーにはガードルもあります。ガードルとフレアパンツは、状況に応じて使い分けたり併用したりするのがよいでしょう。
ガードルは補正効果でボディラインをきれいに見せてくれるので、マーメードラインやスレンダーラインのようなヒップラインがクリアにでるドレスを着用する場合におすすめです。このような場合は、ガードルでボディラインを補正してから、フレアパンツを着用するとよいでしょう。
逆にエンパイアやプリンセスライン、Aラインのドレスではショーツの上にフレアパンツのみでも問題ありません。さらに、リゾート地での挙式・披露宴や夏の挙式・披露宴の場合、マタニティ婚の場合はガードルを着用していると暑かったり苦しかったりする場合があるので、ショーツの上にフレアパンツのみ着用するのがおすすめです。
フレアパンツはホックやワイヤーなどがなくシンプルな構造なので、挙式や披露宴が終わった後は、普段使いのアイテムとしても使用できます。スカートやパンツの下に着用すれば汗を吸収してくれるので、汗染み防止になり、服を傷めません。
スカートやパンツの透け防止や、ショーツやガードルのラインが響くのも防いでくれます。ブライダルインナーとして使えるだけでなく、普段使いのアイテムとしても重宝します。
フレアパンツは、太ももの汗対策やドレスとの摩擦防止をしっかりと行い、ウエディングドレスをきれいに着こなすために重要なアイテムです。また、着替えるときのマナーの上でも着用しておきたいインナーです。
フレアパンツは、サイズやデザイン、着心地・肌触りなどが異なるさまざまな種類があるので、体型や好みなど希望にあったフレアパンツを見つけたい場合は、ブライダルインナー専門店で探すのがおすすめです。
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