マタニティブライダルインナーの購入の目安

妊娠中は週を追うごとに体型やサイズがどんどん変化します。そのため、実際に挙式や披露宴を行う日程が、妊娠何ヶ月に当たるかを考慮してマタニティブライダルインナーの購入をする必要があります。

一般的にはお腹が目立ち始めるのは妊娠５カ月くらいですので、この時期がマタニティブライダルインナーにするかどうかの目安の時期となります。

妊娠５カ月を過ぎますと、つわりも落ち着き安定期と呼ばれる時期に入ります。個人差がありますので、心配であれば産婦人科医に相談してみてもよいでしょう。

また通常のブライダルインナーではなく、マタニティ用のブライダルインナーを選んでください。購入は挙式の１カ月前が目安です。

妊娠時期に適したマタニティブライダルインナー

妊娠時期によってより適したマタニティブライダルインナーがあります。その時期に応じたものを選ぶことで、よりドレスを美しく楽に着用することができます。

妊娠初期（妊娠 0～15週）         

妊娠初期はお腹のサイズはほとんど通常時と変わりません。しかしつわりなどで気分が悪くなってしまうこともありますので、締め付けのきついブライダルインナーは避け、マタニティ用ブライダルインナーを選ぶと良いでしょう。

マタニティ用は敏感な時期の肌への考慮もあり、やさしい素材ですので妊娠中でも着用しやすいです。バストも 張ってくることがありますので、ホック調整が可能なマタニティ用ブライダルブラも適しています。

妊娠中期（妊娠16～27週）

妊娠中期は安定期に入りますが、妊娠５カ月頃になるとお腹が大きくなり始めます。赤ちゃんも重くなってくるためお腹部分にボーンがなく、背中のボーンで腰をサポートしてくれるマタニティ用ビスチェやマタニティ用コルセットがおすすめです。マタニティ用ですので、購入した後も多少のサイズ調整ができます。

お腹に負担をかけず腰が軽くなり、長時間のドレス着用を楽にしてくれます。

また体型が大きく変わる時期ですのでマジックテープなど、サイズ調整ができるものを選びましょう。

妊娠後期（妊娠28～40週）

妊娠７〜９カ月になってきますと、お腹はかなり大きくなってきます。普段の生活でも腰に負担がかかり、移動にも支障をきたすことがあります。またむくみやすい時期でもありますので、ブライダルインナーにはできるだけ締め付け感のないゆったりしたものが良いでしょう。

この時期は大きなお腹のためにトイレが近くなる人も多いですので、着脱しやすいものを選ぶことも大切です。

マタニティ用ビスチェやマタニティガードルが向いています。

 臨月（妊娠36週以降）

臨月に挙式や披露宴の予定をしている人は少ないでしょうが、撮影だけ行うという場合もあります。どうしても臨月にドレスを着るのであれば、万が一出産が始まることも考慮して無理をせずに行ってください。

臨月の腹囲は90㎝近くになることもあり、妊娠初期より20㎝ほど大きくなります。また個人差がありますがお腹は前の方にせり出すことが多いですので、マタニティブライダルインナーはサイズ調整の幅が広いものを選びましょう。

 産後

出産を終えてから挙式や披露宴を計画している場合でも、時期によってはマタニティ用ブライダルインナーが適していることがあります。赤ちゃんを産んだからといって、すぐに元の体型に戻る訳ではなく、数ヶ月をかけてお腹は徐々に戻っていきます。

また母乳でバストが張り、授乳中であればサイズの変化もあります。

そのため調整できるビスチェタイプを選び、ガードルと合わせることをおすすめします。

マタニティブライダルインナー選び方のポイント

妊娠時期は赤ちゃんの成長によってサイズも体型も変化が大きくなります。マタニティブライダルインナーを選ぶ際には、サイズの変化に対応できるよう調整可能なものを選びましょう。とくにお腹周りとバストの変化が大きいですので、より適したインナーの種類と調整できるものを選ぶのがポイントです。

また締め付けると血流が悪くなり赤ちゃんにも良くないため、締め付けがきついと感じたら無理をしないことです。ゆったりと楽にドレスを着られるよう、サポートしてくれるマタニティブライダルインナーを選んでください。

妊娠中なら時期に関わらずマタニティ用を選ぼう

妊娠初期でしたらマタニティ用でなくてもいいのではないかと考えがちですが、つわりなど通常とは違う身体の状態ですので、マタニティ用のインナーを選ぶことをおすすめします。

妊娠時期により、適切なマタニティブライダルインナーを選ぶと、お腹や腰をしっかりサポートしてくれます。妊娠中は刻々とサイズが変わることを考えて、サイズ調整ができるマタニティブライダルインナーを選びましょう。