補正下着とブライダルインナーのちがい

補正下着の役割

補正下着の役割はからだのラインを整えることです。「補正下着はからだを締め付けるインナー」とイメージされている人も多いのではないでしょうか。補正下着にはブラジャータイプやブラキャミタイプ、ウエストニッパータイプ、パンツタイプなどさまざまな種類があり、すべてが窮屈なものだとはかぎりません。

年齢を重ねるとお尻が下がってきた、ウエストのくびれがわからなくなった、下腹がポッコリ出てきたなど、からだのラインが崩れてきます。そんなときに活躍するのが補正下着です。タイトスカートやからだのラインを強調する服を身に着けるときにも補正下着は役立ちます。

補正下着のメリットはバストやヒップを持ち上げてくれる、お腹の周りをスッキリ見せる、ブラジャーとショーツをつけたときのボディーラインの段差をカバーしてくれることです。

デメリットは自分のからだや目的に合ったものを身に着けていないと窮屈に感じることです。補正したいところが補正できていない場合もあります。補正下着の素材によっては通気性が悪いため蒸れたり、暑いと汗をかきやすくなります。

補正下着を選ぶコツは、自分のサイズに合ったものや伸縮性のよい素材を選ぶことです。

ブライダルインナーの役割

ブライダルインナー役割はウエディングドレスを美しく見せるためにボディーラインを整える下着です。バストのラインを高く見せたり、デコルテを強調させたり、特殊なデザインで作られたウェディングドレス専用のインナーです。

ウエディングドレスは生地、飾りが多いためかなり重くできています。普段使っている下着ではそれに耐えられず、ドレスと一緒にズレしまう可能性があります。ブライダルインナーはドレスの重みにも耐えられるように丈夫な生地で作られおり、とくにデコルテを強調するドレスを選んだ人は着けておくと安心です。

ブライダルインナーのメリット・デメリット

ブライダルインナーのメリットは、バストアップやスタイルを良く見せる、型崩れ防止、吸水性が良いことです。ドレスを着ている姿が綺麗に見えるように作られているため、背筋がピンと伸び、歩いているときや座っているときのからだのラインがまっすぐになります。ウエディングドレスは着心地よりもデザイン重視の衣装。ドレスに不自然なシワが寄ってしまっていては見た目もよくありません。ほかにも、ウエディングドレスはボリュームがあるため汗をかきやすくなりますが、ブライダルインナーは汗を吸収してくれたり、ドレスの汗染みを防いでくれます。

デメリットは高価なことでしょう。ブライダルインナーの平均的な相場は30,000円前後。シルクや上質なコットンなど高級素材を使用しているものもあり、洗濯をするときには注意が必要です。1枚ずつ手洗いしたり、他のインナーと分ける必要があります。機能を重視するのか予算を取るのか悩ましいところです。