結婚式後にブライダルインナーを上手に活用する方法
ウエディングドレス用のインナーは結婚式当日だけのものと思っていませんか?もちろん普段使いも可能ですし、式後も上手に利用・活用できるんです。1回しか着ないなら買うのはもったいないのでは?と感じている方は必見です。
パーティードレスの着用、キレイに見せたいとき、産後の体型戻しにも
「ブライダルインナーは結婚式しか使えない」と思われがちですが、結婚式後にもさまざまなシーンで活用できます。
アイテム別でどのように使えるのか見ていきましょう。
背中が開いたワンピースやカクテルドレスなど、いつもより気合を入れてオシャレしたいときに役立つのがビスチェです。バストにボリュームを持たせてウエストをキュッと引き締めることで、メリハリのあるボディラインを実現してくれます。
ウエストまで一体型になっているため、お洋服に下着のシルエットが出にくいというメリットも。長時間着用してもズレにくい、というのも嬉しいですね。
ブラジャーとウエストニッパーが別々になっているセパレートタイプは、日常使いしやすい優れもの。ブラジャーはストラップがついていないことが多いため、オフショルダーやベアトップなどの肩が開いた洋服のインナーとして利用できます。
ウエストニッパーは、産後の体型戻しに大活躍。たるんでしまったお腹まわりを引き締めてくれます。補正効果だけではなく、腰痛改善や正しい姿勢を保つ働きも。立ち仕事の方や良い姿勢を保ちたい方は、サポーター代わりに使うことをオススメします。
お尻の位置を高く上げ、すっきりと引き締まった下半身を実現してくれるガードル。タイトスカート・パンツスーツ・ジーパン・スキニーパンツなどを履く際、下半身のシルエットをキレイに保つことができます。足長効果・ヒップアップ効果・背筋をのばして良い姿勢を保つ効果など、スタイルアップに適しています。
また、ガードルも産後の体型補正に◎。開いてしまった骨盤を引き締め、徐々に正しい位置へと戻してくれます。
ほかのブライダルインナーと違い、体型維持のサポートがないフレアパンツ。その分、普段着として着用しやすいアイテムです。夏場は浴衣の下に着て裾さばきを良くする、冬場はタイツ着用時の静電気防止など、季節を問わず活用できます。
人に譲ったり、オークションなどで売る手段もあります
体型が変わってサイズが合わなくなった・マタニティのブライダルインナーを購入したという場合でも、賢いリサイクル方法があります。まず、これから結婚式を挙げる知人・友人・姉妹・親戚などに譲るという手段。サイズが合えばムダになりませんし、多少の誤差ならパットなどで調整することが可能です。譲り先がない場合は、SNSやオークション、フリマアプリなどを活用して売るという方法で処分している人は多いようです。
最近は、SNSなどのコミュニケーションツールが充実しており、なかなか会えない遠方の友人や親戚などと、インターネットを通じて気軽にやり取りができるようになりました。
SNSには直接メッセージをやり取りする機能がついていることが多いので、結婚式を挙げる予定のある人に声をかけるというのもひとつの方法です。もしくは、自分のタイムラインに「ブライダルインナーを譲ります」といった書き込みをすれば、それを見た人が必要であれば、声をかけてくれるなど、気軽に譲る人を見つけることができます。
スマートフォンやタブレットで気軽にアクセスできるフリマアプリが普及しており、その中でもウェディング用品を専門に扱うフリマアプリが提供されているようですので、こうしたアプリを活用するのも便利です。 使ってもらえるなら安価でも売れればと売る側は考えていますし、買う側もほぼ1回しか使わないものであれば状態さえ良ければ中古品でも構わないと考える人が多いようで、お互いの希望がマッチして成立します。
ブライダルインナーを手放すにあたり、オークションやフリマアプリは便利である反面、気をつけなければいけないこともあります。
それは、原則として使用済み下着の売買が禁止されているところが多いということです。
多くのフリマアプリやオークションサービスでは、品物の出品にあたりいくつかのルールを設けています。 例えば、ブランドのコピー品やアダルト関連商品の出品は禁止、福袋など内容を確認できない品物を売ることを禁止、といったルールです。
この中に、「使用済の下着」も出品が禁止されている品物として挙げられています。確かに使用済の下着の取引はあまり印象のよいものではありませんが、ブライダルインナーはショーツなどとは違うので下着に入らないのでは、という考え方もあります。 しかし、ブライダルインナーは衣類の分類としては下着にあたりますので、ルールから考えると出品することができない品物なのです。
ただ、下着に分類されるものでもマタニティ用のものは出品が認められるなど、出品のルールにおいてはあやふやな面もあり、ブライダルインナーの中でもブラジャーではなくウエストニッパーであれば取引が可能だと判断されることもあるようです。
どこからが出品OKとなるか、NGとなるかが曖昧なので、ルール違反と判断されてしまうことがあるかもしれないということは、覚えておいたほうがよいでしょう。ルール違反と判断された場合、その後の取引に制限が入ってしまうことがありますので、出品の際にはその点を踏まえた上で出品してくださいね。
シルク製以外のインナーなら家で洗えます
シルク製のブライダルインナーは家庭での洗濯は難しいですが、他の素材であれば普通に洗うことができます。式後に普段使いを考えているのであれば、シルク以外の素材を選ぶのが賢い方法でしょう。
ブライダルインナーを家庭で洗濯する際は、洗濯機ではなく基本的には手洗い。汚れがついたらすぐに洗って清潔を保ち、形が崩れないよう丁寧に保管するようにしてください。
素材にもよりますが、基本的には家で洗えます。
しかし、ブライダルインナーは普通の下着や洋服に比べてとても繊細なので、取り扱いには細心の注意が必要です。乱暴に扱うとすぐダメになってしまいます。 高機能なブライダルインナーは、式後もぜひ使っていきたいアイテム。型くずれや変色を起こさないように、ブライダルインナーを家で洗う方法をご紹介しましょう。
普通の洗濯物であれば、洗濯機を使うのが一番楽です。ブライダルインナーも衣服であることに変わりはありませんから、ネットに入れて洗濯機に放り込めば洗うことはできます。ですが、ほとんどのブライダルインナーは生地も薄め、素材も柔らかいためあまり丈夫ではありません。きれいな形を維持するために骨組みやカップなどが入っていることも多いので、洗濯機で洗うと高確率で型くずれを起こしてしまいます。基本的に、ブライダルインナーを洗うときは洗濯機の利用はNGです。
もし、どうしても洗濯機を使いたいという場合は
という手順で洗いましょう。工程の中で一番避けたいのは乾燥機の使用です。熱風を出して服を回転させることで衣服を乾かすという仕組みなので、繊細なブライダルインナーは高確率で型くずれや縮みなどが出てしまいます。
家でブライダルインナーを洗う場合、手洗いがおすすめです。順を追って必要な手順を説明いたします。
ポイントは、ブライダルインナーより大きな容器を用意することです。サイズの小さい手桶などで洗おうとした場合、ブライダルインナーが容器からはみ出してしまい、そこから型くずれを起こします。 大きめのたらいや洗面台などを利用しましょう。
ここでのポイントは洗剤選びです。ブライダルインナーは素材も染色も繊細です。黄ばみを落とす成分を含んだ蛍光洗剤や漂白力の強い塩素系洗剤、柔軟剤などを使うと逆に汚れてしまったり、もとの色が落ちてしまったりする可能性もあります。おしゃれ着洗い用の洗剤を選ぶと良いでしょう。 色の濃いものと色の薄いものを一緒に洗うと色移りする可能性もあるため、ブライダルインナーは1点ずつ洗うのがおすすめです。
ブライダルインナーを洗うときは、とにかく優しく扱いましょう。もみ洗いは厳禁です。染み付いた汗等を落とすなら、洗剤をとかした水やお湯にブライダルインナーを漬け込んだあと、軽く揺らして振り洗いするだけで十分汚れは落とせます。どうしても気になる汚れがある場合、生地を傷めないように優しく押し洗いしましょう。絶対にこすってはいけません。
水やお湯を入れ換えるさい、ブライダルインナーを落としたりしないよう気をつけましょう。すすぎを行うときも、丁寧に優しくが基本です。
ナイロンなど、素材によっては軽く絞っても大きな問題が出ない場合もあります。ただ、優しく絞っても生地が傷んでしまうこともあるので、できればバスタオルなどで優しく挟み、水分をバスタオルで吸い取るようなイメージで乾かしましょう。水気を切ろうとタオルを強く押し付けたりすると、ブライダルインナーが傷んでしまいます。
手洗いをしてある程度水気を拭き取るまでに多少インナーの形が崩れたりねじれたりしているので、必ず形を整えましょう。 ビスチェタイプのブライダルインナーなど、カップが入っているものは干すまえに外しておきます。骨組みを曲げないように、手でしわやねじれている部分をきれいに伸ばしたら陰干しです。
直射日光に当てて乾かすと色あせや変色が出る可能性もあります。洗濯ばさみも生地を傷めてしまいますし、なにより跡が残るので使用は避けましょう。ブライダルインナーにできるだけ負担がかからないよう、骨組みの中心部分で優しく二つ折りにしてハンガーにかけ、しわを伸ばして陰干しします。ハンガーにかけたあときちんとしわを伸ばしておかないと、きれいに乾いてくれません。
ブライダルインナーを手洗いしたあとの保管方法にも注意が必要です。
「色あせや変色を防ぐ、型崩れを防ぐ」ということを考えて保管しなければなりません。
ブライダルインナーは、洗濯したあとでも直射日光に当てていると変色する場合があります。保管するさいは、衣装ケースやクローゼットの中など、直射日光を浴びない場所を選んでください。
また、せっかくきれいに洗って乾かしても保管状態が悪いとブライダルインナーは型崩れしてしまいます。ブラやビスチェの場合はパッドを外し、バストの真ん中で二つ折りにして平らな場所で保管しましょう。二つ折りにすると、ちょうど一方のカップをもう一方のカップに重ねて収納できます。
ブライダルインナーの素材がレースの場合、体に触れる面が外側になるように折り、レースを保護しましょう。市販の消臭スプレーはシミの原因になる可能性があるため使わないほうが良いです。
「自分で洗濯するのが面倒くさい!」と思ったら、クリーニング店を利用してみましょう。ただ、ブライダルインナーは丁寧な扱いを求められるため、専門店でないとクリーニングを断られてしまうこともあります。
シルクなど、洗うことを想定していない生地でなければ自宅で手洗いできるので、是非手順を覚えて手洗いしましょう。
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