多彩なデザインがあるウェディングドレス。今季はロイヤルなドレスが注目を集めてはいるものの、「カムバック」をキーワードに再燃しているデザインもあります。
では実際に、今シーズン注目されているデザインはどんなものがあるのか見ていきましょう。
まるで人魚のように、腰回りは体にピッタリとフィットし、裾に近づくに従って魚の尾びれのように広がるマーメイドラインの人気が急上昇。マーメイドラインが持つドラマティックなシルエットに再び注目が集まっています。
非常にメリハリのあるデザインなので、女性らしいしなやかな曲線美を見せられますし、長身の花嫁さんはそのスタイルを生かすことができます。
その美しいシルエットに憧れを抱くものの、体のラインが強調されるのでハードルが高いと思ってしまう花嫁も多いですが、刺繍やモチーフ、インナーなどを工夫するときれいなシルエットでの着こなしが可能になります。
ネックラインが直線的なデザインは、「可愛い」よりも「大人っぽくてかっこいい」という雰囲気を演出できます。また、顔を小さく見せてくれるという嬉しい効果も。さらに、Vネックの中でも胸元の開きがシャープなデザインであれば、より首回りをスッキリ見せることができるので、首を細く、長く見せられます。ただし、V字の開き具合が深いものは縦のラインが強調されますので、面長の人は開きが浅いデザインを選ぶのがおすすめです。
また、胸元は開いていないものでも、背中側がVネックになっているデザインのドレスもあります。この形であれば前から見たときの印象と後ろから見たときの印象にとてもギャップがあって楽しめますし、ピッタリとしたラインのドレスであれば、ワキや背中の気になるお肉をスッキリと見せてくれるという効果があります。背中美人な花嫁を目指すなら、背中がVネックになっているドレスがおすすめ。
ウェディングドレスにもセクシーさを取り入れたいなら、太ももまで切れ込んだ深いスリットが入ったウェディングドレスを選ぶのも良いでしょう。子供っぽくならず、凛とした強さをも感じられるスタイリッシュな雰囲気になりますし、足首から太ももまで見える縦のラインが、スタイルを良く見せてくれます。
素材によっても印象が変わります。例えば、ふわふわなオーガンジー素材やフリル付きのドレスだと、可愛らしさも残すことができますし、ハリのある素材に切り込まれた深いスリットが印象的なドレスは、ビーチなどでの挙式にピッタリなイメージに。
上半身はなるべくシンプルにすると、上品にまとめることができます。
くびれを強調するようにキュッと絞ったウエストからふんわりと広がったシルエットのラインが、スタイルをよく見せてくれるペプラム。古代ギリシャの女性たちが着用していた「ペプロス」にヒントを得たもの。70年以上も前に大流行したと言われていますが、近年人気が急上昇しています。
ふんわりとしたシルエットのものが多いのでガーリーなイメージを持ちがちですが、ちょっと控えめなペプラムであればコンパクトなラインになって縦長効果も出るので大人っぽい印象を与えることも可能。特に総レースのものは非常に上品なイメージです。
どんな形のドレスにも使うことができるデザインで、お腹周りのカバーもできるので、ウエストが気になる花嫁にも人気。
以前から注目されている中で、引き続きトレンド入りしているデザインも。人気のデザインの魅力を改めてご紹介します。
2年ほど前から人気が出てきた、3Dのフラワーアップリケも引き続き注目されています。大きな立体モチーフがあしらわれたドレスは一気に華やかになりますし、小さな立体モチーフがあしらわれたドレスは可愛らしい雰囲気に。ドレス全体にモチーフを散りばめるのももちろん魅力的ですが、部分的にモチーフをあしらうのもとてもキュートな印象です。
今期はデコルテを大きく開けた大胆なデザインに、あえて可憐な花のモチーフをプラスするなど、アクセントとして3Dフラワーアップリケが用いられています。
両肩を大胆に出しつつも、袖があって二の腕を覆うデザインのオフショルダーも引き続き人気。鎖骨が見えることで女性らしい印象になり、肩幅が広い女性でも華奢に見せてくれます。また、横に広がった形のネックラインになるので、面長でも顔の長さを目立たせません。腕は露出したくないけれどネックラインはきれいに見せたいと思う人にピッタリ。
袖があることで挙式や披露宴中にドレスが下がってしまう心配もありません。ビスチェタイプなどと比べると露出度が低く、上品な雰囲気が感じられるため、会場を選ばずに着用できます。
リボンも引き続き人気のモチーフですが、2019年のトレンドは“甘くない”テイスト。リボンがモチーフの場合は、リボンの大きさやデザイン、どこにリボンをあしらうかにより大きく印象が変わってきます。
光沢のある素材の大き目のリボンなら、子供っぽくならずにむしろ大人っぽい印象に。背中にあしらうことでバックスタイルをエレガントに演出しながらウエストを細く見せる効果もありますし、フロントサイドにあしらってアクセントにしても。クラシカルでエレガントな花嫁にぴったりです。
他にもパンツスタイルのアクセントにしたり、アシンメトリーな形のリボンをあしらうなど、どこかに一味効かせたリボンに注目。
マントのようにも見える、肩から垂らして着用するロングケープ。まるでヴェールのようなロングケープは、定番の仲間入りをしたと言っても良いでしょう。
取り外すこともできるので、例えば結婚式ではケープをつけて披露宴では外す、というようにドレスを2通りの着方で楽しめるという点でも人気です。今シーズンはシンプルなものよりもレースやビジューをあしらった、よりゴージャスな雰囲気のロングケープに注目が集まっています。
ミドル丈・ショート丈のケープは、少しだけ変身したい花嫁におすすめ。例えばセレモニーでベアトップのドレスのデコルテを覆ったり、パーティでちょっとアクセントを加えたり。薄いレース素材のケープを通して肌を見せることで、女性らしさがアップ。ドレスに合わせて花などのモチーフをあしらったケープも良いですね。ドレスに何か変化を加えたいときに便利なアイテムです。
手首まですっぽりと覆うロングスリーブ(長袖)はエレガントな雰囲気。イギリスのキャサリン妃が着用したことからも注目が集まっているデザインです。ロングスリーブだと肌の露出が少なくなり、奥ゆかしく気品が漂う雰囲気を演出できるので、荘厳な教会での挙式でも問題ありません。
オーガンジーやレース、シフォンなどの軽く透けるような素材で軽やかさを演出することが多いのですが、例えば総レースのロングスリーブはエレガントな印象に。少し肌が透けて見えるので女性らしさもアップします。例えばAラインのドレスでも、上品なレースをあしらったロングスリーブだと、ぐっと大人っぽくなります。
また、ロングスリーブには気になる腕の悩みをカバーしてくれる効果も。袖を取り外せるタイプもあるので、異なる表情を楽しむこともできますね。
ウェディングスタイルが多様化する昨今、パンツスタイルの花嫁も2019年のトレンドとなっています。人々の価値観の多様化をも表しているとも言えるでしょう。オールインワンやきらびやかなビジューをあしらったものなど、選択肢も非常に多くなってきており、ウェディングドレスと同じくらいゴージャスなパンツスタイルもあります。
普段からパンツスタイルが多いので、結婚式の当日も自分らしく装いたい、人と違うウェディングドレスを着たいなど選ぶ理由は人それぞれ。ウェディングシューズとのコーディネートも楽しむことができ、靴にこだわりのある花嫁にもおすすめです。
2019年シーズンのトレンドをご紹介してきました。おなじみのデザインもあれば、意外なものもあったのではないでしょうか。ウェディングドレスの形もどんどん多様化しています。トレンドをしっかりおさえつつも、自分らしさを出せるウェディングドレスを選択してくださいね。
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